【英語】リスニングが上達しない!脳科学に基づく勉強改善法②
英語リスニングの勉強してるのに、全然上達しない!Youtubeの聞き流しって効果あるの?――そんな疑問を現役の研究者@ヨーロッパ(脳科学専攻)がリアルに解決します。
1. まえばき・ざっくりと結論
こんにちは、PhD.KKKです。
さて。
日本の英語教育犠牲者の諸君!
リスニング難民の同志諸君!笑
ぼくら日本人は、本当に英語リスニングが苦手です。。動画や音源を聞き流すだけ英語耳がゲットできる――なんて勉強法、何個試してきたことか。効果ありましたか?ぼくは絶望に失望を塗り重ねる如き所業でした。。オススメ記事も結構チェックしたんだけど。そんな過去のぼくと同じ、リスニング難民のキミにとって、この記事はちょっと新鮮かも!
ありきたりなことは言わない
それが、ぼくのブログ運営のモットー
ぼくの結論をちょっと聞いて?
英語オススメしてる人たちって
もともと「英語好き」だよね。
キミは「英語」は好きですか?
え?ぼく?あんなん大嫌いだよおお!!
英語は、学校成績と割り切ってたし、
Googoleが世界を救うんだ、ってタチです。
キミがこれに共感できるタイプなら絶対この記事は役立つと思う。この記事は「英語嫌い、リスニング難民」のぼくが、同じタイプの人にオススメする教材と勉強法だからです。ねえ。同じ難民タイプの人が、どう挽回したか、そっちのほうが参考になりません??
2ヶ月もあればリスニングの点数が絶対上がる。こんなこと言うと怪しく思うかもしれにけど――理由は単純で。そもそも、だいたいの英語教材って、ぼくらみたいなリスニング難民者より、上の方をターゲット層にしてると思うんですよ。だから逆に、ぼくの記事を読んでいる人に、英語が得意な人・好きな人がいたら、たぶん、その人には逆に、この記事は効果がないでしょうね。苦笑
「英語難民者」と「英語好き人間」の間には、前提条件・スタート地点に格差がある。それがぼくの結論。ぼくのメソッドは、その差を補正するものです。
つまり、キミが難民なら、ぼくという国が受け入れさせて下さい。ここで慣らしてから――キャリアップするみたいに、他の国、他の人のオススメに行きましょって話です。
簡単に、自己紹介。
ぼくは、回避不可能の理由があって、ヨーロッパ圏(職場は英語)の研究室に留学するハメになっちまった人間です。はい。あれは2年前ほど前。「予定繰り上げて、少し早く来れる?」留学先の教授からの唐突のメールにぼくは「6ヶ月は少しじゃない!」と発狂しましたよ、ほんと。あああああ。
留学日程を半年も前倒しされたぼくは、本当に、英語初心者、ゼロからスタートで3ヶ月で英語学習を体得しました。というか、体得しなきゃ死ぬから、物凄く考えた――ああ、なんでぼくのリスニングは上達しないんだろうって。実際、最初に雇用契約書で誤解があって人生詰みかけました。。説得力ありません?そりゃぼく必死です。
ぼくが新しい職場で完全究極体のコミュ難になって、それから1ヶ月のクリスマスバケーション という名の「セルフ英語ライザップ」 の中で見付け出した結論。ぼくがリスニング体得するための最重要なこと。リスニング難民たちは2つの前提条件が「英語嫌い」じゃない人から不足してると思う。
① 音入力
② 行動入力
この詳細は、脳科学的な理由と解決マインドについては前回記事。大事なことだからもう一回言うけど、この問題は根深いなって思う。ぼくは専門家なのに何で気付かなかったんだろう。。これはテクニックやノウハウの話じゃないです。
脳構造的な問題でした。
というわけで今日はこの2点の改善方法(勉強法)を解説するおー。
*ちなみに前回記事のリンク
音入力補正のための勉強方法:方法論
先に自信がつく話を一つさせて下さい。
今、ぼくのラボメン「イギリス人」も「アメリカ人」も、どっちのネイティブスピーカーもいるんです。でも、あいつら初めて合った時、お互いに聞き取れなかったんですよ え?Σ(゜Д゜)エッ!? 。理由を訊ねると二人して「音が違う」とハモったんです。
ふむ。
ぼくは悟ったんです。
ぼく、英単語帳、見て覚えるタイプだったんですよ。英単語覚えるときに、CDとか音源file使わぬのです。発音記号?読めませんで、脳内でローマ字読みです、はい。
これかーーーーー!!!
キミが、ぼくと同じで、「英語嫌い」で「テスト科目として英語を割り切った」なら、リーディング主軸で勉強して来ませんでした?なにせ日本の中高大の英語教育過程は、リーディング至上主義ですから、発音の良さは点数になりませんから。そんなぼくらは、まず、その「音声未入力 or 日本語発音入力の英単語学習」を補正しなきゃならないのです。ここが「英語好き」「テストと割り切ってない人」達との前提条件の格差です。
キミが、他の「英語好き」の人のオススメ記事を見たり、TOEIC対策を重視してきたのなら、それは補正じゃないのでしょう。新規のインプットです。ぼくら難民の音感覚から違いすぎて、ネイティブ発音は、もう新規で全部覚えるしかないです。
「文章見ると、今、〇〇って単語だよな?」
「よし聞き取るぞ。。。わからぬ」
「え、本当に言ってる?前単語は分かるから、ココ?」
「全然そう聞こえないけど、、そうなのかぁ」
こんな感覚ないですか??
ぼくらの音認識が違いすぎて、同じ単語の音だと全く理解できない。違います?しかもですよ、そうやって新規でインプットすると、心の中で、前の日本語発音入力が頭に残ってて、中々、新しい正しいリスニングの音が記憶されない、すぐ忘れちゃったり――え?ってドキってしました?ぼくがそうだったから。。
そんなキミは一番これからいう勉強方法が、絶対向いている。同じ難民タイプの人が、どう挽回したか、って一番参考になりませんか?
結論。
ぼくらは、まだネイディブを聞くべきじゃないんです。「日本語発音とネイティブ発音の中間」にいる人を聞くべきなんです。
ぎりぎり、ぼくらの音感覚で「分かる」場所で勉強する。そうして日本語発音入力された間違った感覚を、少しずつネイティブ発音に寄せていく。完全ローマ字入力のキミは、ネイティブ発音はもはや別言語なんです。先に、一歩か、二歩か、ネイティブ向けに寄せる工程がないと、一から英語勉強するハメに。。そりゃ中々、リスニング上達しないわけです。
2. 音入力補正のための勉強方法:実践編
さてじゃあオススメの教材の話をしますね。みんなお金で買いたいものがいっぱいありますよね?推しVtuber(複数)のATMですもんね? 今回紹介するのは、まず全部Youtube動画で無料です。良い教材の本もあるんだけど、それはこっちで慣れてからですね。教材のタイプは3つあります。以下!
①機械が滑らかに喋ってるもの
②日本人が喋ってるもの
③日本人に寄せて、喋ってくれるネイティブ
順番に解説していきましょう!
①機械が滑らかに喋ってるもの
これがいい理由は、英語リスニング特有の、「単語-単語間のつなぎがないこと」です。簡単な例えとして、Good Afternoonの話をします。単語の発音は「グッド アフタヌーン」ですが、Goodの「ド」は音を出す前の口の形で止められます。だから、Goodは文章中では「グッ」と発音され、「ド」の口の形で止まります。その口の形で「アフタヌーン」を発音する。そうするとGood Afternoonの発音は「グッダフタヌーン」となるわけです。GoodのdとAfternoonのAが合体するのです。リスニングの最難関と言われる部分です。
え?機械が喋るとその「単語間のつなぎがない」からダメじゃないかって?
シャラ――――プ!ハリセンで叩きたい!
キミが当時のぼくと同じリスニング難民なら、そもそも英単語一個一個が正しく聞き取れないでしょ!つなぎのリスニング練習しても、頭混乱するだけなんです!いきなり上級者用のスキーコースに行くんじゃありません!!
まあぼくもやってましたが。。
先に失敗した同類の忠告、聞いて?
それから良い話を追加しますと、つなぎって単語の最初と最後にあるものだから、各英単語の音声入力がキチンとネイティブに寄ってたら、全部じゃないけど、長めの単語は特に聞き取れちゃうはず。全部わかんなくても、こんな話って雰囲気わかれば、かなり前進。だってTOEICって選択問題ですから! ちなみに、英会話だと「You mean that..」で相手に確認するって必殺攻略法あるから結局このレベルでも、おけまるです。
じゃあその教材、オススメはこれ!
初級編
中級編
②日本人が喋ってるもの
これはいくつかあるんだけど――今回は以下の動画を挙げておきます。「華音チャンネル」はジャンルとしては生活Vlog in UKだから、ちょっと感じが違うけど、テキトーな日本語字幕ってのが個人的には結構まる。これが「全然完璧じゃない30%リスニング能力とかで話を理解する」って力を鍛えるのに凄く役立ちます。
①で言ったけど、ぼくらにまだパーフェクトリスニングは無理なんです、それこそそれを目指して勉強してたら結果出るまで凄くかかるし、その勉強過程も凄く大変です。ぼくは無理でした。怠惰ですね〜。はい。
すぐにリスニング能力が必要なら、音入力と一緒に、途切れる途切れで雰囲気を掴む練習も必要。。まあそんなモチベーションで教材紹介するヤツなんていないでしょうがww
教材としてオススメ★★★www.youtube.com
聞き流すならこれくらい気楽のがいいよね★★★
③日本人に寄せて、喋ってくれるネイティブ
ぼくが知らないだけかもしれませんが、これは一択でした。色んな人がこのジャンルやってるけど、全部が全部、日本人に寄せて、ネイティブレベルまで上げようとしてくれるんですよね。ちょっとぼくみたいなリスニング難民、完全日本語発音入力には早かったです。だから、まずはこっちの初級編をオススメします。そういうので十分なれて、上級編出来るようになったら、他の教材にも行けると思うんで、頑張りましょう!
初級編: IU connectは、わざとつなぎを減らして日本人向けにしてると思います
上級編: ニック式英会話は、つなぎというテクニックの勉強です
まとめ
いかがだってでしょう?(^^;
英語リスニング難民、リスニング勉強放棄してきたぼくが気付いたたった一つのことは「英語教材の殆どのターゲット層はぼくより上にある」ってことです。まあ、ぼくらは半ば再起不能なリスニング難民でしょうから、ここの層をターゲットにした教材は、売れにくいだろうし仕方のないことかも。だからこそ、ぼくみたいなアフィリエイト化できてないブロガー見習い、英語力ゼロから英語獲得しなきゃならなかった人の記事ってニッチに必要だと思うんです。
でも、教材のレベルが合ってないなら
レベルに合った教材なら効果あるはずだよね?
キミが、今の英語勉強法、教材でリスニング力が上達しないよって困ってるなら、ここから始めてみませんか?ちゃんと適切な教材、適切な目標設定の教材を使えば、1−3ヶ月で成果でると思います。リスニング難民者の最初の目標は「長文を聞き取ること」でも「単語間のつなぎを攻略すること」でもない。もっと前のファーストステップ「英単語を音入力すること」なんです。この前提がないリスニング難民者が、別の目標のクリアを目指しても物凄く大変。それこそ成果出るまで1年近く耐え忍ばなきゃならない。ぼくは無理だったよ、、なんかTOEICリーディングの点数が上がっちゃうし。
ぼくみたいな初級英語リスニング者が、少しでも明るくなりますように。
ではではー。
。。。あれ、「コツ②:行動入力は?」